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戸建てを相続した方へ!リフォームのメリットとデメリットを紹介します!

実家を相続したものの、誰も住むことなく空き家になってしまう場合も少なくないでしょう。
そこで考えられるのが、相続した実家を人が住みやすいようにリフォームするという選択肢です。
今回は、相続した家のリフォームについて解説します。
ぜひ最後までご覧ください。

□リフォームによる建物評価額の影響とは

建物の床面積の変化を伴うリフォームや、建物自体の価値を高めるリフォームについては、評価額に影響がでてきます。

実は、平成25年の税制改正前にリフォームを行った場合は、建物の面積が増加した場合を除いては、建物の評価額が上がるということはあまりありませんでした。

しかし、税制改正後は、リフォーム部分の評価額を加算して物件の評価をすることになりました。

リフォーム費用として1,000万円がかかった場合、その70%にあたる700万円分の建物の価値が増加したと評価されます。
例えば、建物のリフォームに1,000万円をかけた場合、全体の相続財産としては、かかったリフォーム費用の1,000万円が減少します。

一方で、かかったリフォーム費用の700万円分が増加資産額となります。
結果、実際にリフォームに要した費用の300万円分だけ、相続財産を減少させることになるわけです。

□リフォームのメリット・デメリットとは

1つ目のメリットは、「売却の際に買い手が見つかりやすくなる」点です。
実家の売却をする場合、リフォームをして家の印象を良くすれば、買い手が見つかりやすくなる可能性があります。
中古の戸建てを購入したい人にとっても、購入した後のリフォームが不要であることは好印象になるはずです。

2つ目のメリットは、「倒壊リスクを軽減できる」点です。
新耐震基準が施行される前の1981年以前に建てられた建物の場合、倒壊リスクが高い傾向があります。
そこで耐震リフォームを施せば、住宅の耐震性を高められ、大地震が発生した際にも被害の軽減につながるでしょう。

デメリットは、「自由な間取りの変更が難しい」点です。
間取りの変更をしようとしても、構造によっては壁や柱を撤去できないケースもあります。
また、増築をして実家を広く使おうと考えた場合にも、建ぺい率や容積率の制限により許可が下りないことも考えられます。

□まとめ

今回は、相続した家のリフォームについて解説しました。
本記事が皆様の参考になれば幸いです。
当社では、北九州市に特化した不動産売却を手がけております。
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