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不動産売却後にお礼は必要?お礼する場合のポイントを解説します!

頭金や礼金、仲介手数料など、不動産には独自のマナーがあり、なかなか把握しにくいですよね。
これから不動産を売却される方には、売却に関するマナーを知った上で臨みたい方も多いでしょう。
今回は、不動産売却時にお礼が必要かどうか、どうしてもお礼したい場合には何が適切か、解説します。

□不動産売却時のお礼は原則不要

日本では、お世話になった場合にお礼をする風習があります。

しかし、不動産売却にお礼は必要ありません。
契約成立後にお礼をする慣習はないため、感謝を伝えていただければ十分です。

そもそも不動産会社には報酬として仲介手数料を支払っているため、販売活動や手続きに対する対価は、既に支払っています。
仮に何かお礼をするなら、高価なものではなく、気持ち程度のものが最適でしょう。

特に、担当者個人へのお礼は避けましょう。
不動産の売却活動は、担当者1人で行っていません。
基本的には複数人のスタッフが共同で販売活動や手続きを進めているため、個人よりも複数人に渡せるようなものが好ましいでしょう。
担当者の裏ではベテランスタッフが販売活動をしている場合もあり、担当者個人への贈り物は周囲の人間関係を壊す可能性があります。

基本的に贈り物は必要ありませんが、仮に渡すならお茶菓子や紅茶の茶葉などの無難なものにしましょう。

□お礼したい場合には何が適切?

担当者個人への贈り物は避けるべきですが、どうしても個人的に感謝を伝えたい方もいらっしゃると思います。
その場合は、適切なタイミングを見計らって、手紙を添えるのが適切でしょう。
不動産会社は、お客様が売買契約を結んだ後も、物件を引き渡す仕事が残っています。
そのため、物件の引き渡しが終わった後にお礼するのが適切です。

しかし、引き渡しの際には担当者の手荷物が多く、お礼の品を渡しにくい場合があります。
このような場合は、後日郵送すると良いでしょう。
後日営業所を訪ねるのは気が引ける上に、担当者が訪問時にいるとは限りません。
そのため、お礼の品に手紙や簡単なお礼の言葉を添えて、郵送するのがベストです。

この時にお礼の品を渡す場合も、必ず高すぎない品物を選びましょう。

□まとめ

今回は、不動産売却時にお礼は必要か、どうしてもお礼したい場合には何が適切か、について解説しました。
お礼の品の選び方について解説しましたが、最も大切なのは感謝の言葉や気持ちであり、お礼の品はプラスアルファ程度にお考えください。