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戸建ての売却をお考えの方へ!エアコンは不動産の一部なのかどうかについてご紹介!

「戸建てを売却したい」
「エアコンは不動産の一部なのか知りたい」
このようにお考えの方はいらっしゃいますか。
エアコンが不動産として判断されるのかについて気になる方は多いのではないでしょうか。
そこで今回は、エアコンは不動産の一部なのかどうかと、エアコンは残すかどうかの決断についてご紹介します。

□エアコンは不動産の一部なのかどうかについて

民法では、不動産は土地及びその定着物と定められており、それ以外は動産として判断されます。
よって、エアコンが土地及びその定着物に当てはまっていれば、不動産の一部であるということになります。

土地の定着物というのは、建物の他に、樹木、未分離の果実、移動をさせることが難しい庭石などのことであると考えられています。
エアコンは建物に付いているものですが、比較的簡単に撤去できるため、建物の一部とはいえません。

そのため、エアコンを売却の対象に含めなかったとしても不完全な不動産を売却したことにはなりません。
逆に戸建てで売却の対象となるのは、土地、建物、庭石、門柱などです。
トイレやキッチンなどの設備も含まれます。

□エアコンは残すかどうかの決断について

先程も述べたように、エアコンは一緒に売っても売らなくてもどちらでも構いません。
そのため、エアコンのような建物に最初から付いていない設備を残すかどうかは、売主の決断によります。

一般的には、エアコンは取り外してから売ることが多いです。
ただ、中にはエアコンを取り外さずにそのまま残してほしいと言う買主も存在します。
その場合、売主にとってもメリットがあるのであれば、残しておいた方が良いでしょう。

売主にとってはエアコンを処分するための費用が必要なくなり、買主にとっては転居にかかる初期費用を抑えられます。
このように考えると、残しておく方が良いようにも思えますね。

ただし、残す場合は、エアコンに故障や不具合がないか、売った後に不具合が出たら修理代をどちらが負担するのかなどについては注意が必要です。
売主と買主の間で、あらかじめしっかり話し合って決めておきましょう。

□まとめ

本記事では、エアコンは不動産の一部なのかどうかと、エアコンは残すかどうかの決断について解説しました。
売却の際にエアコンをそのままにしておくかどうかは売主の自由であるため、後悔のないように決断してくださいね。
戸建ての売却時にエアコンをどうするかでお困りの方は、ぜひ当社にご相談ください。