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戸建ての実家を相続したらどうすれば良い?ぜひ売却をご検討ください!

「戸建ての実家を相続したらどうすれば良いのか」とお悩みの方もいらっしゃるかと思います。
そこで今回は、戸建ての実家を相続した場合にかかる税金や売却の際の注意点について解説します。
ぜひご覧ください。

□実家を相続した場合にかかる税金とは?

両親が住んでいた家を相続したときにかかる可能性があるのは、相続税です。
相続税とは、相続財産が一定の金額を超えるときにかかる税金のことで、「一定の金額」とは、相続税の基礎控除額のことを指します。

基礎控除額の具体的な額は、「3000万円+相続人の数×600万円」で計算できます。

上記で紹介したように相続税は、遺産全体に対してかけられます。
現金や不動産といった個々の遺産に対してかけられるわけではないのです。
そのため、相続税がかかるかどうかを判断するためには、「相続人は何人か」「遺産の総額はいくらか」といったことを知る必要があります。

例えば、配偶者Bさんと3人の子どもがいるAさんが亡くなった場合の相続について考えてみましょう。
相続人はBさんと3人の子どもの合計4人です。
また、相続税の基礎控除額は「3000万円+4人×600万円=5400万円」と計算できます。
つまり、Aさんの遺産総額が5400万円を超えなければ、相続税はかからないということです。

ご自身の相続のケースにあてはめて、基礎控除額を超えるかどうか計算してみてください。

□実家を売却する際の注意点とは

1つ目は、売却方法です。
老朽化が進んでいる古い家を売却する場合には、古い家の解体費がかかるという理由で売却物件としての評価が低くなる場合があります。
そこでリフォームを検討するのも良いですが、売却益を相続人で分配する場合には売却の経費はトラブルの原因となることもあるため注意しましょう。

また、誰も住まない状態が続き、手入れされていないままになっていたり、衛生面や安全面で近隣の方を不安にさせる状態だと判断された空き家は、「特定空き家」に指定されてしまうので注意が必要です。
罰則を受ける場合があります。

2つ目は、売却のタイミングです。
相続した家の売却時に、譲渡所得のうち最大で3000万円を控除できる特例があります。
特に、売却益があって譲渡所得が大きくなりそうな場合には、特例が適用される内に売却するのか、活用するのかを早めに決めておくと良さそうです。

□まとめ

今回は、相続税や実家の売却について解説しました。
皆様の参考になれば幸いです。
当社では、北九州市を中心に不動産の売却を数多く手がけております。
不動産売却に関して疑問点がありましたら、どんなことでも気軽にご相談ください。