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土地売却における仲介と媒介の違いとは?それぞれの意味を解説します!

土地売却の話となると、仲介や媒介などの言葉をよく耳にするのではないでしょうか。
同じような場面で使われる単語のため、2つの単語の意味や使い方を知らない方も多いでしょう。
今回は、土地の仲介と媒介の違いや意味、仲介手数料は誰が支払うのかについて解説します。

□土地の仲介と媒介の違い

結論から申し上げますと、これらの単語にほとんど違いはありません。
どちらも「売り手と買い手の間に入る」ことを指します。
今回はそれぞれの意味について詳しく述べた上で、使い方に関する違いを解説します。

*媒介

媒介とは、両者の関係の仲立ちをすることや、病原菌をうつすことを指す単語です。
不動産においては、売り手と買い手の間に立つことを指し、媒介契約という単語として使われます。
媒介契約は、売主と仲介会社との間で交わされる契約のことです。

*仲介

仲介とは、直接話し合えない当事者の間に入って話をまとめることを指す単語です。
こちらも不動産においては媒介と同じような意味で使われますが、仲介手数料という単語や、仲介のみで使われる場合もあります。

媒介は不動産を売却する場合に使われることが多いのに対し、仲介は買い手が不動産を探す場合にも使われます。

これらの単語の違いは、言葉の使われ方にあります。
媒介は、媒介契約のように不動産会社と契約を結ぶ際に使われる言葉です。
仲介は、物件の売却や紹介を依頼する際に使われる言葉です。

媒介は仲立ちの契約を指すのに対し、仲介は仲立ちする行為そのものを指す言葉とお考え下さい。
このように、ほとんど意味が同じ単語のため、単語が使われる場面も似ているのです。

□仲介手数料は誰が支払うのか

仲介手数料は売り手が支払うイメージが強いものですが、実は買い手も支払う必要があります。

それぞれが異なる仲介会社に仲介を依頼し、仲介会社間の紹介によって売買する場合は、それぞれが契約した仲介会社に対して手数料を支払います。
売り手から依頼を受けた仲介会社が買い手も見つけている場合は、両方が同じ仲介会社に支払います。

仲介手数料は売却にかかる経費の中でも最も高くなりやすいため、事前にかかる金額を把握しておきましょう。
基本的に法律で定められた上限額を支払うため、成約価格ごとの速算式を使って金額の目安を算出できます。

□まとめ

今回は、土地売却における仲介と売却の違いや意味、仲介手数料を支払う人について解説しました。
基本的に意味は変わらないため、言葉の違いを意識する必要はないでしょう。
仲介手数料は媒介契約する上で必要になる手数料であり、数十万円かかる場合も多くあります。
事前に金額を見積もっておきましょう。