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不動産の相続をお考えの方へ!登記について解説します!


不動産の相続をお考えの方はいませんか。
不動産の相続後は相続登記をすることが一般的ですが、相続登記をしっかり理解している方は少ないと思います。
あらかじめ登記の流れを把握しておくことで、相続がスムーズに進むでしょう。
よって今回は、相続登記について解説します。

□不動産の相続登記について

そもそも相続登記とはどのようなものなのでしょうか。
登記とはある情報を書類に記載するという行為を指します。
相続登記における情報とは、名義人のことです。
相続登記とは被相続人から相続人へ不動産の名義を変更することにあたります。

相続登記は義務ではないため放棄してしまう方もいらっしゃいますが、様々な問題が発生するため基本的に相続登記は必須です。
相続登記を放棄した際のリスクを4つ見ていきましょう。

1つ目は遺産分割協議が難航することです。
遺産分割協議とは遺産の分け方を相続人全員で協議することです。
一般的に遺産分割協議は時間が経つほど難しくなります。
理由は時間経過とともに相続人が増え人間関係が複雑になったり、親戚同士で集まりにくくなったりするからです。

2つ目は不動産を差し押さえられる可能性があることです。
相続登記すると相続人は時間経過とともにどんどん増えていきますが、そのうちの誰かが借金を返せなくなると不動産を差し押さえられる可能性があります。
ただし、差し押さえは相続人の法定相続分の範囲内です。

3つ目は不動産を売却できなくなることです。
相続した不動産を売却するには相続登記が完了していることが条件なので、売却はできません。
一般的には不動産の売却と相続登記を並行して行いますが、相続してから時間が経っていると相続登記に時間がかかりなかなか売却できないという方もおられます。

4つ目は必要書類の入手が難しくなることです。
相続登記には関係者の戸籍等の公的書類が必要ですが、相続登記を放置して時間が経過すると、この公的書類の入手がかなり難しくなります。
例えば死亡者の住民票は5年間まで保存すると定められており、その期間が過ぎると破棄される可能性が高くなります。

□相続登記の流れとは?

不動産登記は以下のような流れで行われます。

・相続物件を特定する
・被相続人の戸籍を取り寄せる
・相続人を確定する
・遺産分割協議書を作成する
・申請書を作成する

事前に流れを頭に入れておき、スムーズに相続の手続きを行いましょう。

□まとめ

今回は相続登記について解説しました。
相続登記は放置するとデメリットの方が大きいため、ぜひ検討しましょう。
相続登記についてわからないことがありましたら、ぜひ当社にご相談ください。