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不動産の相続に関するお悩みがある方へ!根抵当権についてご紹介します!

不動産の相続は、権利関係が複雑で難しいというイメージをお持ちの方も多いでしょう。
不動産の相続に関する権利や仕組みは、非常に複雑ですよね。
実際に不動産の相続に関する悩みを抱えている方も多いですよね。
そこで今回は、不動産の相続に関係する権利の1つである根抵当権について紹介します。
 

□不動産の相続に関わる根抵当権について紹介します!

 
根抵当権と聞いて良く分からないという方は多いでしょう。
ここでは、不動産の相続の際に知っておくべき根抵当権について紹介します。
根抵当権とは、規定された限度額内で回数制限なく融資を受けられる権利です。
根抵当権の場合、担保の対象が不特定の債権であることが特徴的です。
 
根抵当権は、継続的に借り入れすることが前提条件となっています。
そのため、根抵当権は個人ではなく、法人や個人事業主が利用するケースがほとんどです。
また、個人利用に多い抵当権は、追加で借り入れする際に新規の抵当権の設定が必要となり、既定の抵当権は末梢されます。
しかし、根抵当権は抵当権のように権利自体が抹消されることはありません。
 

□根抵当権付き不動産を相続する際に事前に知っておくべきこととは?

 
根抵当権付き不動産を相続する際に、どうすれば良いか分からない方も多いですよね。
ここでは、根抵当権が設定されている場合に取れる4つの選択肢を紹介します。
 
1つ目は、元本確定です。
事業者ではなく、個人として相続する場合には元本を確定させるのが良いでしょう。
元本の確定後は、根抵当権が抵当権へと変更されます。
 
根抵当権が付いていると、価格の維持やローンの審査において不利になることもあります
そのため、基本的に元本は確定させておくのが良いでしょう。
 
2つ目は、相続放棄です。
相続の際に、獲得できる資産の額よりも負債が大きい場合に選ぶと良いでしょう。
相続放棄する場合には、相続人の死を知った時から3か月以内に申述しましょう。
 
3つ目は、根抵当権の抹消です。
相続する不動産の売却や住宅ローンを組む予定がある方は、根抵当権を抹消しておくのが良いでしょう。
根抵当権が付いている不動産は、ローンの審査や価格面において不都合が生じる可能性があります。
 
4つ目は、根抵当権の継続です。
事業主として当該不動産を相続する場合は、根抵当権が付いていた方が良いでしょう。
相続後の根抵当権の継続にはいくつかの登記が必要なので、専門家への依頼をおすすめします。
 

□まとめ

 
この記事では、不動産の相続に関する権利の1つである根抵当権について紹介しました。
不動産の相続と聞くと、複雑で難しいというイメージを持たれている方も多いですよね。
不動産の相続に関するお悩みがある方は、当社が最適なご提案をしますのでお気軽にご相談ください。