不動産売却で仲介手数料が無料になる場合がある？からくりを解説します！

不動産売却をお考えの方にとって、多数ある不動産会社の中でも「仲介手数料無料」という不動産会社に惹かれる方が多いのではないでしょうか。

しかし、仲介手数料が無料でどうやって利益を出しているのか、安全な会社なのかなど不思議に思うこともあると思います。
そこで今回は、不動産売却で仲介手数料が無料になるからくりと、そのデメリットについて解説します。

□不動産売却で仲介手数料が無料になるからくり

まずは仲介手数料がどのようにして生まれるのか確認しましょう。

仲介手数料とは、不動産会社が売主と買主の契約の仲介をすることで発生する手数料です。
仲介手数料を支払うのは売主と買主の両方です。

仲介手数料が無料になるからくりは、本来は売主にも仲介手数料を支払う必要があるところを支払わなくても良いとして、買主からのみ仲介手数料をもらうことにします。
不動産会社はもらえるはずの仲介手数料を受け取れませんが、宣伝集客効果から導入しているところが多くなっています。

□仲介手数料なしで売却するデメリット

不動産売却において仲介手数料無料で取引ができる代わりに、値引き交渉がされやすくなってしまうことがデメリットになります。
不動産会社は売却の依頼をした売主の利益のために動かなければいけないため、値引き交渉を持ちかけてくることは本来ありません。

しかし、買主がこの金額ならば買うと言っている状況において、不動産会社が売り主に対して値引き交渉をすることがあります。
仲介手数料が無料であるからといって、値引き交渉に応じてしまうと結果として損する場合があることに気をつけましょう。

また、仲介手数料は無料ですが、別の名目で料金がかかることもあります。
仲介手数料以外で物件の宣伝等に費用が発生した場合、追加で費用が請求されるケースがあります。

しかし、基本的には物件の宣伝等は仲介業務の範囲内であるため、このような場合には売主からの特別な依頼をしていない限りは追加の手数料は支払う必要がありません。
仲介手数料無料の会社に依頼する際には、仲介業務の中に含まれるサービスの種類を確認しておくことで、このような事態を回避できます。

□まとめ

今回は、不動産売却で仲介手数料が無料になるからくりと、仲介手数料なしで売却するデメリットについて解説しました。

仲介手数料が無料であることは、とても魅力的に見えるかもしれませんが、値引き交渉の可能性等を考えて最終的に得なのか損なのかを判断できれば、お得に不動産売却ができるでしょう。
また、北九州市周辺にお住まいで不動産売却をお考えの方は、ぜひ当社までご相談ください。