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不動産は仲介売却するべき?仲介会社を挟まないメリットとリスクを解説します!

不動産を売却したいと考えているが、仲介会社は仲介手数料がかかるからできれば仲介無しで売却したいと考えている方も多いのではないでしょうか。
仲介無しでも不動産売買はできますが、契約書類の準備や重要事項の説明などトラブルの原因になることもあります。

そこで今回は、不動産売買で仲介会社を挟まないメリットとリスクについて解説します。

□不動産売却で仲介会社を挟まないメリット

不動産売却で仲介会社を挟まないことによって、仲介手数料がかからないことが最大のメリットと言えます。
仲介手数料は、基本的には売主と買主の両方が払う必要があります。
そのため、仲介会社を挟まずに取引すれば売主、買主のどちらも得になります。

また、個人から不動産を購入する際には消費税がかからないため、仲介会社がいない場合には消費税分安く買えます。
そのため、仲介無しで売却すれば金額面では安く抑えられます。

他にも、販売活動を自由にできることもメリットです。
仲介会社に依頼したときには、会社の都合によって他の物件が優先されて販売されることもあります。
その点では、個人で販売するためSNSやチラシなど自分で自由に宣伝できます。

□メリット以上に重大なリスクもある

*重要事項説明を受けられない

仲介会社は不動産の仲介をする際には重要事項説明を行う義務があります。
重要事項説明とは、宅建士が取引当事者に対して契約上重要な事項を説明することです。

重要事項説明の主な内容は以下の通りです。

・登記されている権利
・法令による制限の概要
・私道負担
・給排水、電気、ガスの状況
・契約の解除に関する事項
・金銭の賃借に関する事項

重要事項説明には一般の方が気づけないような不具合や問題点を買主に説明することで、買主を保護するという目的があります。
そのため、個人間の重要事項説明がない取引は、買主にとっては大きなリスクとなります。

*契約の条件でトラブルが発生することも

不動産売買の契約条件は価格だけでなく、手付金を支払って引き渡しの時期と方法を約束する「契約」、そして代金を支払って物件の引き渡しをする「決済」というプロセスを踏むのが一般的です。

不動産売買のプロではない個人間で取引を行う場合には、トラブルが発生する可能性があります。
これらのプロセスをトラブルなく進めることが仲介会社の役割であるため、スムーズに進めていきたい場合には仲介会社に依頼するのが良いでしょう。

□まとめ

今回は、前半では不動産売買で仲介会社を挟まないメリットについて、後半では注意するべき重大なリスクについて解説しました。

仲介会社を挟まないことによって金銭面では売主、買主の両方にメリットはありますが、宅建士から重要事項説明を受けられないこと、トラブルに繋がる可能性などリスクもあります。
そのため、仲介会社に依頼し、スムーズな不動産売却をするのがおすすめです。
不動産売却をお考えの方は、ぜひ弊社にご相談ください。